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【2018年】初心者向け 目的にあった格安パソコン選定【ドンキPCと比較】

「初心者程安いパソコンを買いたがる」と言われるが、実際どの程度のスペックが必要なのか知識がないと判断がつかないし、安く済むならそれが一番…それが心情というものだろう。

とはいえ昨年末に販売されたドンキホーテ専売の2万円のPCで必要十分なのか、という話になると中々そうは言い切れないのが難しいところだ。

大は小を兼ねるし高いモデルの方が無難である…という分かりきった話をしても仕方ないので、このエントリーでは初心者に向けに、2~4万円以内で買える格安PCを紹介していきたい。

どれも万能とは言い難いモデルだが、使用するシーンを絞れば十分活躍できるはず。ここではわかりやすく、ドンキPCを基準に比較して幾つか商品を紹介していく。

 

今回紹介するのは基本的に新製品のノートパソコンとなる。2~4万円の価格帯だとデスクトップ型の選択肢は少ないからだ。

(正確には、ノートPCと性能が変わらないのに別途モニターやケーブルが必要なのでコスパが良くない。取り回しという点ではノートパソコンの方がずっと良い)

性能とコストの比を考えると5万円以上のデスクトップ型の方が良いので、5万円以上用意できてスペースに余裕があるならそちらを検討するのがオススメだ。

また中古商品もコスパという観点では高いのだが、中古ならではのリスクと出回ってる製品が多すぎて網羅できるものではないので、基本的にはPCの知識がある人向けとなる。

 

※価格は執筆時(2018年1月8日)のものなので参考程度に。

 

 


ドンキホーテのPCに関して 
MUGA ストイックPC 価格:税込21384円

☆長所:安い・液晶はかなり良い・それほど安っぽくない
☆短所:最低限の性能・キーボードの配列が特殊・入手性に難あり?
☆こんな人向け:ネットサーフィンや動画配信視聴がメイン。たまにも文字も打ちたいし、持ち歩く場合もあるかも。(曖昧)

 

最大のポイントは、2万円という低価格と、この価格帯ではトップクラスの液晶を積んでいることだろう。フルHDの14.1インチ画面は破格である。
また大きさのわりに1.2kgと結構軽いのも特徴。十分持ち運びできるだろう。
それ以外の性能は現行のノートパソコンとしてはワーストクラスといっても差し支えない。特に保存容量を決めるストレージが32GBしかないのと、動作の機敏さに関わるメモリが2GBしかないのが厳しい。
Windows自体のOSの分容量が削られるため、使える実質的な容量は18GB程となる。アプリのインストールやファイルのダウンロードの際、常に気を配らなければすぐに圧迫してしまう容量だ。
このPCは後からストレージもメモリを拡張したり交換することは不可能である。ちなみにDVD・CDドライブも装着されていないのでCDの読み込みは単独では付加。USBメモリや外付けDVDドライブやHDD等は装着可能。
これらの影響で重たい作業や、写真や音楽のデータ保存用途での活用は難しいが、処理能力に関わるCPU(Atom x5-Z8350)はワーストクラスではあるがそれ程劣悪なものでもないので、割り切った使い方であれば十分使える。


ネットサーフィンや配信動画の視聴、年賀状作成やプリンターの使用のみを考えてる人には十分活用できる。
独特な配置のキーボードに慣れる必要があるが、レポート作成や軽い表計算も問題ないだろう。純正officeは付属していないが、互換ソフトのkingofficeはデフォルトで入っている。

だが軽い画像編集程度ならまだしも、ペイントソフトでのお絵かき、動画編集にはハッキリと向いていない。容量も少ない為データ保存用途も避けた方が良いだろう。youtuberを目指してる諸兄にはもう少しお金を出して貰った方が幸せになれる。子どもに与えるパソコンとしても、もうちょっと色々できるスペックのほうが、パソコンを好きになってくれそうだ。

このパソコンのライバルはタブレット端末になるだろう。androidタブレットでは(サイズは小さくなるが)同等の液晶品質でさらに安くものもある。特にコンテンツ視聴をメインと据えるなら、扱いやすいFireHD10がセール時に一万円程度で買えてしまう。

そしてドン・キホーテの店舗でしか買えないというのも、住んでる場所によっては大きな弱点となる。おそらく再生産をしない商品と思われる為、今後入手しづらくなるだろう。(既に品薄とも。近場のドンキでは品切れだった…)

windowsである点、キーボードがある点、良質な液晶が装着されている点を活かさないと価値を発揮できない、その名の通りストイックなPCである。
万能という言葉には程遠い為あまり初心者に向いているとは言い難いが、軽い用途にしか使わないけどwindowsを使いたい、という人は考慮してもいいだろう。価格を考慮すると決して悪いPCではない。
合わないと思ってもメルカリで出せば中古でも一万五千円程度で売れそうな気がする。話題となった商品の強みだ。

ちなみにメモリが4GBになった以外、スペックが酷似しているビッグカメラ専売モデルがある。+1万円は割に合うかは微妙であるが…。
https://www.biccamera.com/bc/item/3914787/#reviewBox

画面が11.6インチでよければこんなモデルも。メモリとストレージが倍増して同じ値段だ。ただし品質に問題があるというレビューが多い。
https://www.biccamera.com/bc/item/3716011/

 


○持ち運び前提且つ安さ重視 
ASUS E203NA-464 価格:税込み32,280円

 

 
☆ドンキPCに比べての長所:小さく軽く・性能が勝る
☆ドンキPCに比べての短所:値段が+1万円、液晶の品質が劣る。画面が小さい。
☆こんな人向け:頻繁に持ち歩く人。サブPCとしての活用。

 

重量は980gの11.6インチ型ということで、小さく、980gとかなり軽いのが特徴。
CPUはceleronN3350という2017年に新しくリリースされたもので、これまでのceleronシリーズより地力がアップしている。
(これより古いceleronN3060を積んでる機種は未だ店頭に並んでいるが、2、3割程性能が低いので選ばないほうが無難)


ストレージはeMMCの64GB、メモリは4GBあるので、CPU性能もあわせてカジュアルな使い方ではストレスは感じにくいだろう。
各接続端子もHDMI、USBポート×3(うち一つはUSB-C)、microSDカードと使いやすいものが揃っている。DVDドライブとofficeは付属しない。
180度まで画面のヒンジが開くことを売りにしているが、液晶はタッチパネル非搭載。タブレットのようには使えない。
カラーはグレーとホワイトのほか、かわいいピンクも用意されている。
バッテリー駆動時間が公称7.8時間。実際はもう少し短くなると見積もったほうが良い。十分な駆動時間だが、これよりもバッテリーが長く持つ機種もあるので、選定するうえで一考の余地がある。

 

気になる点は、PC自体が小さい為に画面も小さい点だ。11インチは常用するには窮屈感を覚えるサイズである。やはり大きな画面の方が基本的に使い勝手は良い。
また液晶の解像度は1,366×768ドット(WXGA)。11インチでこの解像度は低いものではないが、スマホで高解像度に慣れてしまってるとキレイな画面とは思えないだろう。視野角も若干狭く、発色もやや弱い印象がある。

これらはHDMIケーブルを使い、テレビやモニターに外部出力することでカバーできる。ケーブルも500円あれば買えるし、複雑な設定なしで使うことができる。家で使用する場合は積極的に考えても良いだろう。

 

値段が安く、持ち運びに適しつつ、ストレスを感じない最低限のスペックを持ったのが本機の特徴となる。持ち運び用のサブマシンとしても適しているだろう。執筆専用でも活躍できる。
定番の商品の為、家電屋なら取り扱ってる可能性は高く、ネットでもすぐ買えるのも利点。

 

さらに同じシリーズでE203NA-232という廉価機種があるが、こちらはストレージが32GB、メモリは2GBまで減ってしまう。
メモリ2GBは使用感に大きく影響を及ぼし、ストレージもSDカードで多少はカバーできるがOSのアップデート時等で容量を大きく取ってしまう場面もあり、困ってしまう局面も出るだろう。
値段差が一万円もあり、ドンキPCと変わらない価格は魅力的ではあるが、後からストレージもメモリを拡張や交換ができないモデルな為、慎重に選定しよう。

 


○自宅での軽い用途での使用(あまり使わない人向け) 
HP 15-bw000 フルHD非光沢搭載モデル 価格:税&送料込み 36,504円

HP 15-bw000 製品詳細 - ノートパソコン | 日本HP


☆ドンキPCに比べての長所:画面が大きい・比較的大容量・DVDドライブあり
☆ドンキPCに比べての短所:起動が遅い・二倍の重量
☆こんな人向け:自宅でたまに使う人、とりあえずPCが欲しい人


価格comで18年1月現在売上1位のモデル(ただし価格comモデルの方が何故か高い)。
特徴は15.6インチと大きい画面で、さらにフルHDでノングレアという、見やすさに特化した画面である点だろう。
15インチ以上の大きい画面の方が、ウィンドウを複数並べたりする際に使い勝手がよい。低価格と大画面の両立は大きな長所である。
またストレージが500GBのHDDを搭載していて、DVDドライブも搭載しているのがポイント。CDやDVDを読み込みや書き込みが可能な為、音楽や映像の管理にも十分使える。
テンキーがついている為、数字の入力が楽である。
反面、重量は2.1kgとヘビー級。バッテリー駆動時間も6時間とやや心もとない為、持ち運びには向いていないと言って良いだろう。

 

CPU性能的にはドンキPCより若干良い程度の為やはり重たい作業には向かないが、年賀状作成・執筆作業・ネットサーフィン・映像視聴・CDから音楽のリッピングスマホのデータ管理等々、上記のスペックが活きるシーンは結構ある。
だがストレージやHDD型の為、PCやアプリの起動がもたついてしまう。毎日起動して手軽に使いたい人より、たまにピンポイントで使うような人の方が適しているだろう。とりあえず一台、手元に置いておきたいという人にオススメ。

 

注文する際にカスタマイズできるが、基本的には何もオプションなしがおすすめ。リカバリディスクはこのPCなら自作できるので不要。セキリティソフトもwin10標準のもので十分だ。
officeを使う目的なら追加して貰ったほうが安くつく。PowerPointが不要なら「Microsoft Office Personal Premium」でOKだ。
間違っても安いからといって「WPS Office Standard Edition 」は頼まないように。互換officeに4000円の価値はない。

 
○ドンキPCの弱点を克服したが長所も潰したモデル 
Altair VH-AD3L K/06971-10a  価格:税込み32,378円


☆ドンキPCに比べての長所:弱点だった性能の部分が改善されている
☆ドンキPCに比べての短所:液晶が良くない・(キーボードに難あり)
☆こんな人向け:何か買うのか迷った人向け・コスパ重視


ドンキPCの弱点だったストレージ容量とメモリを改善した代わりに、液晶の質が落ちたというトレードオフ関係なドスパラPC。
メモリは4GB、ストレージはeMMC64GBとそれぞれ倍増している形だ。さらにストレージ用の2.5インチ増設用ベイがある為、手軽にSSDを搭載でき、使い勝手がよくなる。


CPUはcelelonN3450。このモデルはクアッドコアであり低価格帯のCPUとしては中々優れている。とはいえ動画制作など重い作業ができるレベルではないが、思っていた以上に快適という意見は多いCPUだ。

液晶は14インチで1,366×768ドット(WXGA)。発色は悪くない感じだが、視野角は狭い印象だ。ここはやはりドンキPCと比較すると明確に劣る部分でもある。
現環境における最低限のスペックを満たしたモデルで、中々バランスが良い。液晶を気にしないのであれば、ドンキPCよりこちらを積極的に選びたい。
バッテリー持ちが公称値7.9時間と良いのもポイント。

とりあえず低価格帯で迷ったらこのPCでいいかもしれない、バランスがいいモデル。

 

先に紹介した「ASUS E203NA-464」と比べるとCPUがワンランク上以外、スペック面は酷似している。ただし14インチサイズで重量が1.6kgある為、持ち運び性能では劣る。(出先でも大きい画面がいいのであればこちらが十分候補となる)

先に紹介した「HP 15-bw000」と比較すると、画面の大きさと画面品質と記憶容量で劣り、処理能力と重量で勝る関係となる。シーンを選ばず使いたいのであればこちらの方が有利である。

 

コスパはかなり優れたモデルであるが、ドンキPCとはまた異なった変則キーボードが積んでいるいるのは弱点となる。
左側のshiftキーの大きさや、本来右上にあるはずの「¥」キーが左下に配置されていたり、キーボード右側のキー郡などなど。
打ちにくいキーボードというレビューも幾つか上がっている為、タッチタイプでキーの打ちやすさを重視する方は気をつけた方が良いだろう。

 

注文時カスタマイズ可能だが、基本的には何も変えないのがおすすめ。officeが必要な場合は「Office Personal Premium プラス Office 365 サービス」を追加したら安くつく。
長く使いたのであれば延長保証も一考の余地はある。
ちなみに注文する際に一時保存をクリックすると300円引きクーポンが発行される。もしかしたら1/8までのキャンペーンかもしれない。

 


○とにかく安く何でもいい人向け(中古) 
シークレットPC 価格:税込み12591円


☆ドンキPCと比べての長所:安い・スペック選択可能・何が送られてくるかガチャ感覚で楽しめる
☆ドンキPCと比べての短所:古い&古臭いデザイン・カスタマイズなしだと性能が低いPCの可能性・中古のリスク
☆こんな人向け:中古でも構わないが何を選んでいいのか分からない人・ある程度リスクを楽しめる人

 

中古なので安い。
シークレットということで何が送られてくるかは不明。だがメモリは最低4GBだったり、90日保証は無料でついてきたりするので、使用に耐えない事態には陥らないと思われる。そこそこ使えるはず…。
14インチ以上でどのPCもDVDドライブが内蔵されているようなので、持ち運びにはあまり向かない。家で使う人向けだ。

 

カスタマイズで、CPUをCore i3、ストレージをSSD120GBにすると+1万円だが、かなり快適に動作するはずだ。ドンキPC含む2、3万円代の新品PCよりずっと性能は良いはず(送られてくるPCのcpuの世代にもよるが…)。
ちなみにSSDを選択した場合、+7000円で新品のものを装着してくれるそうだ。手間を考えるとかなり良心的な値段である。

 

とはいえ、中古商品を漁れば同価格帯で同等以上のスペックのものもある。シークレットだから他と比べて格安とは限らないのでそこは注意。
どの機種を選んでいいのかわからない人や、あるいは何が来てもカバーできる知識がある人が時間短縮の為に購入するというのはアリだと思う。

 

現在はこの値段だが、セールでもう少し安くなる場合もあるようなので、急がないなら様子を見てもいいかもしれない。
まぁ、上記ページに数多のレビューが記載されているので、それを参考にするのが一番だろう…。

※この商店にはより低価格のPCも並んでいるが、メモリが2GBの場合が多く、4GBに増設すると却って高くなるので紹介していない。

 


○安く性能も良く、持ち運びも可能なサイズだが、購入難度が高め 
Jumper EZBOOK 3 PRO 価格:25886円+α


☆ドンキPCと比べての長所:少しの価格差でほぼ全ての性能を凌駕する
☆ドンキPCと比べての短所:USキーボードのみ・海外通販での購入
☆こんな人向け:最高のコスパを追い求める人・人と違ったものを持ちたい人向け


この価格帯では間違いなくトップのスペックの中華製ノートパソコン。メモリ6GB、eMMC64GBにSSD(M2)増設可能、CPUはクアッドコアのcelelonN3450搭載と、ドンキPCより一回り以上優れている。しかもなんと筐体がプラスチックではなくアルミ製であり、高級感がある。

ドンキPCと同じフルHDのIPS液晶で、サイズは比較して少し小さい13.3インチ。
N3450は初期のノート向けCorei3と同等の処理能力があるため、レスポンスは良い。とはいえ動画制作など重い作業には荷が重いので過度な期待は禁物。
重量は1.4kg。ファンもついている為、持ち運びには特化していない。とはいえ十分許容範囲である。

万能というと流石に語弊があるが、明確な弱点がなく、とにかくコスパが良い。ドンキPCも格安だが、重量以外の性能は全て上回っている。恐るべし中国、である。

 

注意すべき点はUSキーボードである点だ。日本語入力用に普及しているjisキーボードとは配列と印字が異なる。エンターキーが小さいのと、かな文字が印字されていないのが大きい差異点か。かな入力を普段している人は避けたほうが良い。
またこれは日本に流通していない商品の為、技適マークがついていない点も留意。
そして一番厄介なのが、初期不良等でサポートに頼らなければいけないときだ。英語でのやり取りが必要になる為、英語ができない人間にはどうにも……。

 

販売業者であるgeakbestの利用方法は調べると沢山出てくるのでそちらを参照して頂きたい。Amazonより手間や時間はかかるが、難しい手順が必要というわけではないので、チャレンジしてみるのも良いだろう。輸送費は無料だったり格安のものがある。
ちなみにAmazonで輸入品が4万円少しで販売されている。4万円台と考えてもコスパは高い。

 


○番外:5年は使えそうな高スペックな格安デスクトップ 
Acer Aspire XC-780-N58F 価格:税込み53820円(プライム会員限定・期間限定?)

 

 

☆ドンキPCと比べての長所:処理能力が6倍以上
☆ドンキPCと比べての短所:モニターが別途必要(さらに高くつく)
☆こんな人向け:動画編集等、生産的な作業をしたい人向け・長く使いたい人向け

 

5万円以上はデスクトップが視野にはいると上述したが、そのことが分かるコスパの良いモデルを紹介したいと思う。

搭載されているCPUはCore i5-7400。ドンキPCのものと比べると性能はなんと6倍以上である。(デスクトップのCPUとノート・タブレット用CPUの性能比較はナンセンスであるが)
価格comのデスクトップ一位(執筆時)も同CPUを積んでいるが、こちらがメモリ8GBと性能を上回っている。(あちらは送料が4000円かかるため、値段はほぼ同じになる)


またデスクトップPCでは省略されることが多い無線LANBluetoothを標準で搭載しており、キーボードとマウス、さらにマウスパッドとスピーカーも付属するのは嬉しいポイントだ。
モニター(多くのテレビでも代替可能)とそれらを接続するHDMIケーブルさえ用意すればすぐに使い始めることができる。

 

この性能なら動画編集を代表される重い作業もストレスフリーで行えることだろう。ゲームに関してはグラフィックボードが装着されていないため、PUPGを代表する3DCGを駆使するゲームは厳しい。一応増設する為のポートがあるが、ケースが小さい為、干渉せずに装着できるかは中身を見てみないと分からない。(ショートモデルのグラボなら装着できる可能性はあるように思える。無理でもライザーカードを使ってケースの外に増設するという手もある)

 

メインのPCとして数年使っていける性能がある。そういう意味でもコスパは高いモデルだ。

 

CPUをcelelonに変更することも可能なのだが、その場合値段は約33200円となる。これもコスパは良い。
ただ搭載されているcelelonJ3355はデスクトップに搭載されているCPUでもワーストクラス(ノート向けCPUのn3350より少し上回る程度)の為、このCPUではあまりデスクトップの恩恵は受けられないだろうからオススメはしない。というか上で紹介した「Jumper EZBOOK 3 PRO」よりスペック的にも使用感的にも劣るだろうから本当におすすめしない。

 

レビューを読む限り、初期不良が多いようなので、もし返品等の手続きが面倒と感じるのであれば避けたほうが無難かもしれない。

 

 

○あとがき

CPU不具合問題で色々騒がれているが、カジュアルユーザーはちゃんとOSの更新を怠ってなければあまり問題ないので、それほど神経質にならなくても良いと思う。もし気になるならAMD製のCPUにしよう。あまり格安では選択肢がないが…。

格安PCはセキュリティソフト入れると重くなるので、win10のwindows defenderに任せて良いと思う。軽くて普通に優秀なのだ。とはいえ、このあたりは自己責任で。