セイリログ

こう、ぼんぼりたい

ジュエルペット ハッピネス 7話まで

全体では面白いし楽しい。ローサの、自分のキャラが固まってないと嘆く自虐というかメタ的な、クリティカルな問題をネタにするこのアニメは愛せますね。

あとは真田くんが薀蓄を語るキャラに成長してる所。たぶーん、これは初期のキャラ設定では創られてない部分だと思う。一ライターがそういう面を描写して、他のライターがそれを掘り下げて発展していく。シリーズものの魅力部分だよなw、って感じで楽しいです。

 

でも6話が糞つまらなかった。これは同意してくれる人結構いるんじゃないかと思う。

逆に7話はとても面白かった。このアニメの面白いところが詰まってると思う。

何が違うのか、と言われると、まあ設計図の仕様が根本的に異なってるんじゃないかなぁっと。

 

7話はコンテが連名で、一方が桜井監督。間違いなくAパート担当だろう。1話と6話を見た後7話Aパート見れば誰でも絶対区別つくと思う。それくらい分かりやすい演出をしている。

この桜井演出は俺は凄い面白いと思うから崇めているんだけど、まあその是非はさておいて、何故こう区別ができる差ができてしまうのかが不思議よね。

 

監督がシリーズ演出として作品の演出方向を固めるべきだったのかな? でも2話の福田コンテは1話の桜井コンテ意識した映像になってたよね。イツローさんなんかも意識していて、面白い回になってたと思う。

ただ常連ジェエペスタッフなんかは、今までどおり書いてる感もあって、新参である桜井監督としては、謙虚に(もともとの人間性など、我々が計り知れない部分もあるんだろう)出ているのかという想像は難しくない。

 

問題の6話は、1話のコンテを見ていないんじゃないかというくらい、演出の色合いが違う。分かりやすい所では、カットインの魅力が一切ない。

島崎奈々子さんは人間ドラマだと手堅いもの書くイメージあんだけど、この作品に対してのこのコンテは、正直疑問であるし個人的には糞だと思うし。

シリーズの流れを裏切ってまでも見せたい画面があったのか、ただ手癖で書いたのか。こういうは糾弾したいね。

 

あとナツコさんの話も、これはまあ好みの問題な気もするけど。つまんねーな!