セイリログ

こう、ぼんぼりたい

パシフィックリム 雑感

○この映画は現在放映中のアニメ『進撃の巨人』との共通性を指摘し対比論を繰り広げなければならない宿命であるのは、『イェーガー』という日本語でも英語でもないキーワードを両作品用いている同時期作品という点から見出せるだろう。

 

○とか最初少し思ったけど、ダメでした。この映画は怪獣とプロレスをさせたい強く趣味的な作品で、指向性や欲求力がないというか。ストーリイは正直語る価値がありません。ドラフトという糞物語装置に頼ってる時点で自明でしょう。

 

○あえて対比させるなら、進撃は死と生の描写に強く敏感だが、この映画は鈍感を通り越して無頓着。

別に人を無慈悲に殺すことを推奨しているわけではない。寧ろ人が死なない方が俺は好きだね(千反田さんの影響)。

殺すにしても殺さないにしてもやり方は幾らでもあるのに、この映画は進行上の都合で殺してたり生かしたりしてるだけ。それが浮き彫りになるのはラストシーン。

 

芦田愛菜ちゃん!(前情報仕入れてなかったので驚く)

○ガリアンソード!

○ホンコンシティ!

 

○吹き替えのキャスティングがふざけてるけど、映画の内容が追従しきってない。(単純に吹き替え側のミスキャストとも)

 

○巨大ロボットの表現としては中々面白いカットは幾つか。